スタッフブログ
2024.09.07
スタッフの日常
建築用語が元になった ことわざ|福岡市城南区
本日のブログはリフォームチームの今任が担当いたします。
・「畳の上の水練」 :畳の上で水泳の練習をやっても仕方ないことから転じて、理屈ばかりで訓練が足りず、役に立たないことをしめします。
・「釘が利く」 :明確な課題があることをいいます。「釘が応える」とも。
・「釘になる」 :手足が冷えて凍え、かじかんだ様子をいいます。
・「釘の裏を返す」:裏側に出た釘の先を曲げて、抜けないようにすることから、念を押すことのたとえ。
・「釘の折れ」 :釘が折れたように見えるほどの、悪筆のたとえ。
・「焼け跡の釘拾い」 :家が火事で焼け落ちたあとで、釘を拾い集めたところで、どうにもならないことから、散財したあとで細々と倹約するたとえです。
・「棚に上げる」 :物事を棚の上に置いてしまい、手をつけないこと、不都合なことには触れず知らんぷりをすること。
・「釘の穴から天井覗く」 :小さな釘の穴から天井を見て、それを全体だと思ってしまう。ということから、自分の狭い見識で、広い世界のことを勝手に推測して、誤った判断をしてしまうこと。
・「鑿と言えば槌」 :鑿が必要だというと、同時に必要なはずの槌まで用意してくれることから、気のきくことの例え。
・「縁の下の舞」 :縁の下で舞っても、誰も見てないことから、人が見ていない所で虚しい努力をすることの例え。
・「大工の掘っ立て」 :家を立てるのが本職の大工が、自分は掘っ立て小屋に住んでいるさま。医者の不養生と似た言葉です。
・「屋上屋を架す」 :屋根の上にさらに屋根をかける行為のように、無駄なことをする例え。
・「居は気を移す」 :住む場所や環境は人の心に大きな感化与えるという、孟子の言葉。
・「鬼瓦にも化粧」 :鬼瓦のような顔でも、化粧をすればそれなりに見られるようになるという例え。馬子にも衣装と似た言葉です。
他にも沢山ありますが、よく知られていることわざは省いています。ご存知のことわざは有りましたか。