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スタッフブログ

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2024.10.05

スタッフの日常

電解水

先日、お掃除本舗さんのお掃除セミナーを拝見しました。
私も洗剤に関しては、色々な洗剤を使って掃除をしていてある程度の事は知っていましたが、今回のセミナーで強く印象に残った洗剤が『電解水』です。

今まで電解水には全く興味を持たなかったのですが、講師の説明を聞いていくと、だんだんと電解水に興味が沸いてきました。

電解水はを精製する場合、
①塩水を使って精製する方法。
②炭酸カリウムを使って精製する方法。
の2つの方法があり、基本的には効果は変わらないのですが、『塩水』を使った電解水は、塩素が発生する為鉄等に使用すると鯖の原因となる可能性があり、『炭酸カリウム』を使った電解水は塩素が発生しない為、鯖のリスクは大幅に低減します。

……なんだかんだ言っても、塩水は『塩』なので錆のリスクは捨てきれませんので、炭酸カリウムで精製した電解水の方が色々な場所に安心して使用できますが、塩水と比べ炭酸カリウムの方がコストが高い為、リスクと費用を考慮しながら洗剤の選定をお勧め致します。

ただ、リスクを置いておけばどちらの電解水も『油に強く』『強力な除菌効果』があり消毒としても優秀な洗剤です。


この写真はラー油を入れた瓶に、それぞれ『水』と『電解水』を入れた瓶を振った後の写真なのですが、ご覧の通り水を入れた瓶の中は水と油が完全に分離しているのに対して、電解水を入れた瓶は互いに混ざり合っているのが分かります。
これにより、それぞれを噴霧した際の油汚れの取れやすさが顕著に現れています。


そこで、炭酸カリウムで精製した電解水をお掃除本舗さんより拝借したので、これを使ってガスコンロをお掃除をしてみました。


写真の油がベトベトついているガスコンロに電解水を噴霧し、10分くらいおいてキッチンペーパーで軽くふいてみました。


ゴトク部のこびり付いた焦げは一切取れませんでしたが、大量に付着していた油は指で擦っても全く油感を感じず綺麗にとれました。

電解水は日々のお掃除には非常に有効的な洗剤だと思います。
注意点としては、、、、、
①塩水で生成した電解水は錆の原因になる可能性がある為、使いどころに注意。
②電解水は、アルカリ性の洗剤なので水栓等のメッキ等の部位に付け置きをすると洗剤焼けを起こす可能性があるので注意が必要です。