スタッフブログ
blog
2024.11.02
スタッフの日常
「ほぞ」について
本日のブログはリフォーム部の釘本が担当致します。
今日は新築在来工法について「ほぞ」についてお話ししたいと思います。
1. 筋違ホゾ(すじかいほぞ)
- **説明**: 筋違ホゾは斜めに配置される筋交い材の接合に用いられるホゾです。耐久性を高めるために使用され、地震などの横揺れに強い構造を実現するのに役立ちます。
- **特徴**: 耐震性を高める効果がある。見た目にも美しい加工が可能。
2. 追掛ホゾ(おっかけほぞ)
- **説明**: このホゾは主に柱と横木の接合に使われ、非常に堅固な接合が可能です。二つの材木がしっかりと嵌め合わさる形状をしています。
- **特徴**: 高い強度を持つ。分解・再組立が容易で、修理も簡単。
3. 込み栓ホゾ(こみせんほぞ)
- **説明**: 込み栓ホゾは接合部にピンを差し込むことでさらに強度を高める方法です。通常は柱と土台の接合に用いられます。
- **特徴**: 接合部が非常に強固になる。分解は困難だが、耐久性に優れる。
4. 切り組みホゾ(きりぐみほぞ)
- **説明**: 部材同士を噛み合わせるように加工したホゾで、接合部分の見た目が美しいことが特徴です。主に家具などの細かい木工に使われます。
- **特徴**: 美しい仕上がり。精密な加工が必要で技術が求められる。
この中で健康住宅が主に使っている「ほぞ」は、鎌接手(かまつぎて)と蟻接手(ありつぎて)です。
鎌継手(かまつぎて)
【説明】
鎌継手は、日本の伝統的な木工技術の一つで、特に角材の角部の接合に用いられます。鎌のような形状をしているため、そう呼ばれています。
【特徴】
**形状**: 一方の材の端を鎌の刃のように削り、その凹凸に相手の材をかみ合わせる。
**強度**: 箱物や家具のコーナー部分に非常に適しており、耐久性と強度が高いです。
**見た目**: 酒箱や道具箱など、伝統的な家具や木工作品に見られる。伝統的でありながら美しい仕上がりが特徴。
**形状**: 一方の材の端を鎌の刃のように削り、その凹凸に相手の材をかみ合わせる。
**強度**: 箱物や家具のコーナー部分に非常に適しており、耐久性と強度が高いです。
**見た目**: 酒箱や道具箱など、伝統的な家具や木工作品に見られる。伝統的でありながら美しい仕上がりが特徴。
蟻継手(ありつぎて)
【説明】
蟻継手は、形状が蟻(アリ)に似ていることからその名が付けられた接合技法です。楔形の凸部と凹部を組み合わせて固定することで、高い強度を持つ接合が可能です。
蟻継手は、形状が蟻(アリ)に似ていることからその名が付けられた接合技法です。楔形の凸部と凹部を組み合わせて固定することで、高い強度を持つ接合が可能です。
【特徴】
**形状**: 蟻の頭のような形の凸部(雄ホゾ)と、それにぴったり嵌る凹部(雌ホゾ)から成る。楔形にすることで滑りにくさを実現している。
**強度**: 引きや圧縮力に非常に強い。特に引き抜きに対して強い粘り強さを持つ。
**見た目**: 高度な技術が求められるため、見た目にも美しい仕上がりが可能です。特に伝統的な家具や引き出しに使用されます。
**形状**: 蟻の頭のような形の凸部(雄ホゾ)と、それにぴったり嵌る凹部(雌ホゾ)から成る。楔形にすることで滑りにくさを実現している。
**強度**: 引きや圧縮力に非常に強い。特に引き抜きに対して強い粘り強さを持つ。
**見た目**: 高度な技術が求められるため、見た目にも美しい仕上がりが可能です。特に伝統的な家具や引き出しに使用されます。
以上、「ほぞ」についてのお話でした。
【健康住宅株式会社公式インスタグラム】は、こちら
【健康住宅株式会社公式YouTube】は、こちら
私のおすすめのイベントをご紹介します!
【イベントのご案内】
⇒ 【福岡市城南区別府】秋の大感謝祭
経験豊富なプロのホンネが聞ける!健康住宅秋の大感謝祭
「住まいの未来をプロと一緒に考える2日間」リノベーションの成功秘訣や、理想の住まいを実現するための賢い資金計画について、専門家が本音でアドバイス。住まいの価値を高めるための知識をこの機会にぜひ手に入れてください。
私のおすすめのイベントをご紹介します!
【イベントのご案内】
⇒ 【マリナタウンにお住まいの方限定!】マンションリフォーム・リノベ相談会
マンションのお悩みはまずプロに相談を!マンションリフォーム・リノベ相談会
マンションリフォームやリノベを検討中の方々に向けた「マンションリフォーム・リノベ相談会」を開催いたします。今お住いのマンションでの暮らしをより快適に。マンションリフォーム・リノベに関するあらゆる疑問や不安など、何でもお気軽にご相談ください。