スタッフブログ
2024.12.14
スタッフの日常
仏間の作り方
本日のブログはリフォームの今任が担当します。 今回は仏間について、一回目の考察を少し書かせていただきます。
本来お仏壇は、ご本尊をお祭りするものであり、新築、改築時には、仏間を設計し、お仏壇を安置することが大切ですが、家族構成や間取り上仏間のスペースを取ることは難しくなっています。 なのでマンションやリビングに置ける、小型の仏壇も出ていますので、あえて仏間について少し考えてみたいと思います。
・お仏壇の設置場所
お住まいの間取りによって、最適の場所は異なります。できれば、風通しが良く、湿気が少なく、かつ直射日光が当たらない場所で、次のような条件を考慮される必要があります。
落ち着いて礼拝できる場所。お給仕に便利で礼拝しやすい場所。部屋の隅っこなどではなく、壁に沿った中心にあるほうが使いやすいでしょう。
・仏間、仏壇の上には部屋を作らない
上を歩くと仏様に対して失礼になるため、仏壇の直上には、居室や廊下を設けてはいけないとされています。(やむを得ない場合は、神棚、仏壇の上に「空」と書いた紙を貼る場合もあります。)
・仏間とは
仏間は住まいの中で、お仏壇やお位牌を安置する部屋のことですので、リビングでも、寝室でも仏間は兼用できますが、仏壇のサイズには注意が必要です。
・仏間の間取りとは
仏間を設ける際に重視されるのがその方角。宗派によってどの方角に設けるのが良いかは異なりますが、一般的には仏壇が北に背を向ける南向きの部屋か、西に背を向ける東向きの部屋が良いとされています。
・神棚と仏壇との関係
仏壇と併せて神棚を用意する方も多いでしょうが、双方の配置には注意が必要です。
神棚と仏壇を上下に配置するのはNGです。基本的に仏壇や神棚の上に何かを設置するという行為は、仏様、神様を踏んでいることと同義なので、避けるべき行為です。
また仏壇と神棚を向かい合わせに置くことも「対立祀り」といい、片方を拝む際もう片方にお尻を向けてしまうので、避けるべき配置です。
・その他の注意点
仏間を設計される場合、お給仕の高さの関係で、仏間に造付けの地袋は付けないほうが良いでしょう。
仏間の上部には、天袋など付けないほうが良く、またクーラー等も設置しないほうが良いでしょう。
仏間の開口の高さは、一般的にその部屋の鴨居高さを採用します。
仏間用コンセントは、上部に取り付けるほうが、お仏壇に入線する場合、目立たないようです。側面に余裕がある場合は、下部でも良いでしょう。
仏間の奥行きは、できる限り深く取るようにしてください。(90cm以上が望ましい)
・鬼門について(家相を気にされる方へ)
鬼門とは北東(うしとらの方角)のことで、陰陽道では鬼が出入りする方角とされています。この北東の方角にお仏壇を置くのは、良くないとの考えもあります。
そもそも鬼門とは中国から伝来した考え方であることに間違いないのですが、中国から伝わった思想とは異なった思想です。なぜなら中国から伝わった風水には鬼門の思想はなく、 日本独自の陰陽道の中で出来上がった、日本独自の思想であると考えられています。
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